日本語と英語の違い

日英語の比較: 発想・背景・文化 三修社

何度も何度も目にする決定的な違い
1.冠詞と数!(名詞がらみ)
2.前置詞!(名詞がらみ)
3.時制と相の違い!
・未来!
4.関係代名詞!(名詞がらみ)
5.受動態の使いどき!
6.論理関係・因果関係のことば!

言語間の細かな違い

英語の特徴
・水と湯を別の単語で区別しない
・ある、いるを別の単語で区別しない
・複数形を表示する
・未来形を明示する
・他動詞構文は、主語+述語動詞+目的語
・男性中心言語
・うなづきなし
・自己の他者化
日本語の特徴
・臨場性、主体が消える
・ある、いるを分けて表す
・体験性
・主観性→コミュニケーション用に補正が発達
・聞き手責任→うなづきで聞いてるアピール
・終助詞の発達
→モノローグに向いている(ひとりごと)
・起因への言及を避ける

さまざまな違いの実感

―わたしの実感
・日本語では「楽しむ」ことがに罪悪感のようなものを感じ(まるで楽しむことは不真面目であるかのような考
え方)、あからさまに「楽しんだ」と言うと、快楽主義者ととられかねない。本音と建て前で楽しむことを二次的な位置に置いて、「楽しみながら~した」と表現すると印象の悪くない表現になる。英語では素直に楽しんだ

ことは楽しんだと表現し、それが印象の良い表現となっているようだ。2011/08/31 ・誰かの自己紹介文を読むとき、日本では本人以外の誰かによる客観的な記述のほうを信頼するのに対し、英語 圏では本人の直接の主張を尊重する。2011/08/31 ・日本人は物事の根本の正しさについて考えてみる、常に考え直すということがなく、既存のものをただ継承し てゆくことだけに関心がある2011/09/07 →司馬遼太郎・キーン「日本人は原理に関心がないようだ」 ・日本人は体系的にまとめるのが得意ではない 2011/09/17

―マーク・ピーターセン氏
・英語圏で暮らしてみると言葉の上で開放感を覚えることがある(日本語の社会的こだわりのせい?)
・英語をある程度勉強した日本人なら、対等に議論するという場合では英語は使いやすい
・日本語は人間関係や感情を表す表現力が豊か...「くやしい」「やさしい」「かわいい」「えらい」
・日本語は擬音語、擬態語が豊か。心を表す豊かさがある。
・日本語にも大和ことばと漢語などニュアンスの違うことばがあるが、英語にもそういうものがあり、使い分け
ると豊かさと正確さが表現できる
・単純に日本語はあいまいで英語は無味乾燥だというわけでなく、どちらもデリケートでいきいきした豊かなこ
とばの世界を持っている

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